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胃ドックのご案内
逆流性食道炎・食道癌や胃潰瘍・胃癌や十二指腸潰瘍等を発見するための検査です。
当院の胃ドックでは、採血による血液免疫学的検査(肝炎ウイルスチェックのHBs抗原・HCV抗体検査、梅毒チェックのガラス板法・TPHA検査)、腫瘍マーカ検査(CEA・CA19-9・TPA)の後、食道・胃・十二指腸を電子内視鏡装置で直接観察し、デジタル画像をコンピューターに記録します。
良くある質問です!
「最近鼻から入れる内視鏡がよく話題になりますが?」
通常の内視鏡は口から入れて、食道の入り口まで誘導し、さらに食道から胃へと挿入します。ところが、最近の技術革新により太さが直径5〜6mm程度の内視鏡が実用化されたため、鼻腔から挿入できる機種が登場しました。
細いことで画質や操作性に多少の制約はありますが、通常の検査では支障ないレベルの内視鏡です。問題点としては、鼻に局所麻酔の薬剤を注入しますが、鼻腔が狭い方では痛かったり、鼻血を出すことがあります。長所としては、検査中の吐き気等の不快感ががやや軽減することが期待されます。
検診の目的で行う場合は、患者さまにどちらがよいかを決めていただくことができます。ただし、治療処置を伴う内視鏡検査の場合は、細すぎる内視鏡では難しいことが多いため、通常通り口から内視鏡を挿入して行います。
「胃カメラとは違うのですか?」
以前は小型のカメラを胃内にいれて遠隔操作で写真撮影する検査が行われていました。直接胃内部を見ながら撮影することはできませんでしたが、胃内を観察する検査法として普及し、「胃カメラ」という名称が定着しました。検査後にフィルムを現像してはじめて画像がわかるという不便さがありました。その後、胃内の画像をガラスファイバーで直接観察しながら検査し写真撮影する内視鏡が一般的になりました。
最近の装置は画像を写真フィルムに撮影するのでなく、先端に内蔵した小さなテレビカメラ様のCCDで画像をとらえ、電子的に記録する仕組みになっています。したがって、現在の胃の検査機器の名称としては「胃カメラ」より「胃内視鏡」「電子内視鏡」が正しいことになりますが、広く普及した「胃カメラ」という名称がそのまま使われており、現在は両者があまり厳密に区別されずに用いられているようです。
「どのような場合に内視鏡検査が必要ですか?」
上部消化管内視鏡は、食道、胃、十二指腸の病気が疑われるような場合、あるいは、胃癌の検診のために、行われています。直接、食道、胃、十二指腸の内腔を観察し、必要なら病気の部位の組織採取もできるため、診断上きわめて有用です。この検査で診断される病気としては、食道炎、食道癌、胃炎、胃潰瘍、胃ポリープ、胃癌、十二指腸潰瘍などがあります。さらに、消化管出血の止血、胃ポリープの切除、胃癌の治療、誤飲した異物や寄生虫の摘出などに用いられることもあります。
「胃癌検診では、レントゲン検査と内視鏡検査のどちらがよいのでしょうか?」
胃のレントゲン検査はかって胃癌検診の主役でずいぶん行われてきました。これはレントゲンで胃壁についたバリウムの影を間接的にとらえる方法です。{大きな病変は認識されても微細な病変は見過ごしてしまう恐れがある}{疑わしい病変があっても直接組織採取ができないため診断確定ができない}{有害なレントゲン被爆がある}等の短所が多いために最近は胃癌検診でレントゲン検査を採用する施設は少なくなっており、歴史的役割を終えようとしていますいます。当院では、原則としてレントゲン検査でなく内視鏡検査をお勧めしています。
「内視鏡検査をうけて病気が感染することはありませんか?」
以前はまれに内視鏡による感染例の報告がありましたが、『消化器内視鏡機器洗浄・消毒法ガイドライン』が作られています。このための専用機器・薬剤を用いて洗浄消毒を行っている施設であれば、一般細菌や肝炎ウイルスなどが感染することはまずないと考えてよいと思います。当院では以前からこの方法で処理を行っています。
「内視鏡処置、内視鏡手術が話題になりますが?」
粘膜に限局した比較的小さな胃ポリープ、胃腺腫、粘膜層に限局している小さな胃癌などは、内視鏡で切除することが可能です。それに、胃や十二指腸潰瘍等からの出血の止血、アニサキス等の寄生虫の診断摘出、誤飲した異物の除去、狭窄部位の拡張などにも内視鏡が用いられます。
「検査を受けるときには、どうしたらよいでしょう?」
摂取した食事が消化されて胃内腔が空になるのに通常10時間前後かかります。そこで検査を受ける際には次の注意が必要です。「検査前日の夕食は午後8時までには済ませて下さい。透明な水分(お水・お茶・番茶・ポカリ・少量のお酒等)でしたら検査直前まで摂取して問題ありません。 牛乳・ヨーグルト等胃内腔が濁るようなものは避けて下さい。当日は食事を食べないで来院して下さい。(歯磨き、前記の透明な水分の摂取はけっこうです。) 空腹での使用制限のある薬(糖尿病薬等)や胃薬・下剤以外の常用薬(降圧剤等)はいつものように飲んで下さい。不安な場合はあらかじめご相談下さい。
「内視鏡検査にはどのぐらい時間がかかりますか?」
実際に内視鏡が挿入されている時間は上部消化管の内視鏡検査で3分程度です。その前に簡単な前処置がありますので、結果の説明時間も含めると通常の場合で10−30分程度と思っていただいてよろしいと思います。
「検査後すぐに車の運転をしても問題ありませんか?」
検査に用いる胃腸の動きを抑える薬の影響で、一時的に目の調節がしにくくなることがあります。しばらく休んでいただけば問題ありませんが、検査直後の車の運転はひかえた方がよろしいと思います。
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